脳梗塞・脳出血を発症して
病院を退院した後のリハビリについて、

病院の相談員さんや担当のケアマネジャーさんから、
基本的には

介護保険のサービス

を推奨されるかと思います。

介護保険でのリハビリサービスでは、
以下のような特徴があります。

①リハビリの時間

介護保険のリハビリサービスでは、
介護度に応じて週に提供できるリハビリ時間が
法的に定められており、
それを超える時間はリハビリ受けることができません。

そのため、
デイサービスでは約10分程度、
訪問リハビリでは40～60分程度となります。

それに対し、

リハビリdoは自費のリハビリサービスとなるため、
リハビリ時間に制限はなく、
利用者様の症状や目標に応じて
必要な時間・頻度にてリハビリを実施していきます。
最長で1回約2時間のリハビリが可能です。

②個別or集団

デイサービスでは、

個別のリハビリの時間はほとんどなく、
基本的にはみんなで同じようなメニューの
運動や体操を行います。

一方でリハビリdoや訪問リハビリでは、

利用者様の達成したい目標やお身体の状態に
合わせて、必要なリハビリプログラムを
オーダーメイドで作成し、実施していきます。

③専門性

デイサービスでは、

・個別のリハビリ時間を十分に確保できないこと
・各疾患や目標に合わせた個別のプログラムが作成されない
※筋トレマシーンの負荷量などは適宜設定されることもある

などの理由から、

・脳卒中後遺症の改善に特化したリハビリ
・骨折後の身体能力の改善に特化したリハビリ

など、
症状や目標に対する専門的なリハビリを
十分に受けることができないと言えます。

④リハビリ機器の利用

症状によっては、
広いスペースや特別なリハビリ機器を利用した
施術が必要な場合があります。

訪問リハビリでは、
リハビリを行う環境が利用者様のご自宅となるため、
それらの施術を行うことに制限が生じてしまいます。

🔴リハビリdoと介護保険サービスの併用を推奨

リハビリdoの利用者様のほとんどの方が、
デイサービスや訪問リハビリと併用されています。

介護保険サービスと併用することで『リハビリの量』を担保でき、
リハビリdoにて専門的なリハビリを受けて頂くことで
『リハビリの質』を担保することができます。

🔴最後に

リハビリdoのサービスの必要性を検討するときに
考えた方がいいことは、

『達成したい目標は何か』

『目標達成のためにはどれくらい（時間と内容）のリハビリが必要か』

この2つを自分で考えて、自分で決めることです。

介護保険のリハビリサービスを
利用し始めて数か月・・・

これを継続することで
目標が達成できそうなのであれば、
自費でリハビリを受ける必要は
全くないです！

しかし、
一定期間利用しても
目標達成に繋がるような効果が得られていない
のであれば、
サービスの利用の仕方を再検討する必要が
あると思います。

いずれにしても、

自分が何のために・どのような方法で・いつまで利用するのか
を見失わないことが重要です。

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