パーキンソン病のリハビリ
【パーキンソン病ってどんな病気?】
パーキンソン病は、中脳の黒質という部分の神経細胞が徐々に減りドーパミンという神経伝達物質が減ることで、
大脳から各筋肉への運動指令が伝達されにくくなり,様々な運動が障害されてしまう進行性の難病です.
はっきりとした原因はまだ解明されておらず、高齢になるほど罹患率は上昇し、60歳以上では10倍にまで高くなります.
《代表的な症状》
●振戦(身体が小刻みに震える)
●筋固縮(筋肉がこわばり関節が動かしづらくなる)
●姿勢反射障害(バランスを崩した際に修正できなくなる)
●無動(素早く動けない,表情が固くなる,歩き出そうとした際に足がすくむなど)
が挙げられます.
その他の症状として
・自律神経症状(便秘・頻尿・起立性低血圧など)
・睡眠障害 ・認知障害
・精神障害なども引き起こします.
姿勢や歩き方にも特徴があり、
・前かがみの姿勢を取りやすい
・歩幅が極端に狭くなる小刻み歩行
・歩行中に徐々にテンポが速くなり突進するような形になる突進様歩行
などがみられます.
【どんなリハビリをすればいいの?】
進行性の病気であるため、基本的な筋肉・関節の柔軟性を促す手法に加え、
現状の次の進行段階に対応したリハビリをしていくのが一般的かと思います.
例えば現状が重症度(Hoehn & Yahr)Ⅱの場合は重症度Ⅲで生じやすい症状(小刻み歩行・すくみ足など)に対応するリハビリを行います.
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