ガンプラを使った上肢機能改善の為のリハビリプログラムのご紹介!

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脳梗塞や脳出血、頭部外傷などによる症状の代表的なものに「麻痺」があります。

85%以上の方に上肢麻痺が生じ、

その内の25%の方は5年以内に

麻痺側の使用が極端に減る廃用手になるといわれています(1996,Geddes,et.al)。

また、麻痺の改善は発症から11~15週で95%が終了という報告もされています(1995  Nakayama.H,et.al)

 

プラトーと言われて、

リハビリの内容も健側を中心にした日常生活動作の獲得に重きを置かれる時期もありました。😱

 

 

 

 

ここまで、悲観的な内容を上げてきました。

「あれ?リハビリdoって麻痺の改善に取り組んでいるんじゃないの?」

と不安の声が聞こえてきますが…(;^_^A

 

 

 

でも、大丈夫です!!

脳には可塑性があると言われているからです!

 

 

脳の細胞は1度失われると2度と再生することはありませんが、脳への適切な刺激を反復してゆくことによって活動電位が高まり、失ってしまった細胞の役割を代行する構造的な変化が起こるといわれています!

 

そして、

『プラトーは回復の終了ではなく、新たな課題(訓練)に挑戦する時期』

という捉え方が主流となっています。

現在では脳機能の研究が進み、課題志向型リハビリやCI療法等のプログラムなどのエビデンスが多く出始めていることがその背景にあります。

 

 

 

今回、上肢機能麻痺の改善を目的に

リハビリdoを利用してくださっている

小西様のリハビリプログラムを紹介しながら改善の経過をお伝えしてゆきます。

 

 

 

小西様のプロフィールです!         

◎年齢:50歳

◎疾患名:右脳出血

◎発症からの経過:

2020年3月18日に発症され、救急病院・回復期病院でリハビリに取り組み2020年8月25日に自宅へ退院されました。

◎お仕事:

『電光少年団』という会社を経営されています。書籍の監修やガンプラ作製の講師等などご活躍中です。

●『ガンプラテクニックバイブル』(成美堂出版)監修

●秋葉原大好き祭りの体験会講師

●ガンダムベースにてガンプラ作製のメイン講師(2020年11月~12月)

●クウェートコミコンでのワークショップ開催(2020年1月31日~2月2日)etc.

 

◎目標:

【機能面】

食事の時に茶碗を左手で持てる。

両手で顔を洗える。

【生活面】

いずれは講師に復帰したい。

 

◎ご利用開始:2021年1月5日

◎ご利用回数・頻度:

週2回・1回120分×16回

 

 

 

ご利用開始時には仕事上必要なガンプラの作製は開始していましたが、

ご本人のお話では「左手の参加は以前の3割くらいかなあ…。」

とのお話がありましたので、

 

「それでは、リハビリプログラムの中で左手の参加を促して課題を抽出してゆきましょう!」

「その課題を改善しながら作業効率を向上してゆきましょう!」

 

というコンセンサスのもとに、リハビリプログラムの中にガンプラ作製を取り入れてゆくことになりました。

 

 

小西様にとっては左上肢機能を改善しガンプラを作製することは、

会社の運営=生活の維持

にとって非常に大切なものになります。

 

 

 

 

今月26日が初回です。動画はこの日の作業です。

 

 

 

今後、

◉課題の抽出

◉小西様との課題の共有

◉机の高さなどの作業環境の調整

◉必要なリハビリプログラムの再設定

 

を繰り返してゆき、左上肢の作業への参加場面を増やしてゆければと思います。

 

どんなガンプラが完成するのでしょうか( ^ω^)・・・

楽しみです!!