独自で導入している機器

症状や改善目標に合わせて、様々な機器を組み合わせて施術します。

レッドコード

リハビリ先進国ノルウェーで生まれた、自重免荷作用を用いたエクササイズにより、身体機能の改善を促します。

様々なスリング方法があり、目的に合わせて負荷量の調整・筋緊張の緩和・神経筋制御トレーニング・健康増進などの効果が図れます。

トランクソリューション🄬コア

トランクソリューション🄬コアを装着すると、骨盤を前傾させることができ、体幹を伸展位かつインナーマッスルの活動感覚を促す体幹用の補装具です。

正しい姿勢をお身体に再学習させるのに優れたツールですので、本来持っていた身体機能を思い出し、身体能力・運動能力の向上に役立ちます。

特に、骨盤前傾位を促すことで、歩行時の股関節伸展感覚とそれに伴う下肢の振り出しが改善する効果が期待できます。

その他、不良姿勢によって引き起こされるお身体のトラブルの解決の一助にもなります。

トレーニング動画

マンツーマンで行ったリハビリの効果を持続・向上させていくためには、施設でのリハビリ時間だけでなくご自宅で過ごす時間の使い方がとても重要です。

そのため、ご利用者さまの身体状況に応じたオーダーメイドの自主トレーニングをご自宅で実施して頂いております。

自主トレーニングは、『継続すること』で初めて効果が得られるため、ご自宅に帰った後や利用を終了した後も継続して実施して頂けるよう、 You Tubeにて様々な自主トレーニング動画を公開しております！
お1人で行うものだけでなく、ご家族と一緒に行うものもありますので、継続しやすい内容になっております。

低周波治療器IVES＋（アイビスプラス）

IVES＋は、脳からの指令によって随意的に筋肉が収縮したときに発生する電気信号を電極（パット）で読み取ると同時に、同じ電極を介して、読み取った電気信号を増幅して筋に電気刺激を与えることができます。

つまり、脳卒中等で麻痺が生じてしまい動かしにくくなってしまった上下肢の随意的な運動に呼応して、その筋肉に、より強い筋収縮を起こすことができる装置です。

このIVESを装着し運動を繰り返すことで、筋力低下を主とする麻痺のある手・足に対し、神経の再教育、筋力の強化、機能の回復を期待することができます。

当施設の運動学習方法

「意識的に行う運動」と「無意識的に行う運動」それぞれ効果的な手法で行い、お身体への定着を促します。

運動学習① 促通反復療法(川平法)

脳卒中や脳挫傷などの中枢神経疾患や、大腿骨頚部骨折などの整形外科疾患の場合、脳は身体の“動かし方”が分からなくなってしまいます。

すると身体は、使いやすい部位のみを過剰に使ったり、効率よく使えなくなったりしてしまいます。

結果的に「代償動作」という非効率な運動が定着してしまい、身体も固くなってしまいます。

そこで、脳が効率良く身体を使えるようにするには、適切な運動を繰り返すことで脳の可塑性を高めます。
つまり、適正な感覚入力が必要になります。

促通反復療法では、筋肉の伸張反射を「クイックストレッチ」「タッピング」「皮膚摩擦」を併用し、運動を誘発させます。

麻痺の程度により、アシストする量を調節する必要があります。

マッサージ機での「振動刺激」や、低周波発生装置での「電気刺激」を併用するとより効果が高まり、反復することで身体に覚えさせることができます。

運動学習②

普段の生活の中で「歩行」「寝返り」「起き上がり」「立ち上がり」などの運動をする際、各筋肉の活動を意識することはほとんどありません。

それは人が環境や目的に合わせて、無意識に適切な運動を生成する能力があるからです。

その無意識的に生成される運動に必要なものは、身体に対する外部からの刺激(感覚入力)です。
理学療法士が様々な方法・姿勢で、自然な運動生成に必要な感覚刺激を身体に効率よく入力していきます。

「リズミカルな刺激」を身体に与えることで、身体が本来持っている能力を呼び覚ますことができます。

レッドコード

身体の一部、または全身をコードで吊るします。コードの高さや、吊るす位置を変えることで、自重負荷が変わり、神経や筋肉の活動を促すことができます。

自宅に戻った後のトレーニングカリキュラム

施設でのリハビリだけでなく、ご自宅で「一人」でも「家族と一緒に」でもできる、トレーニングメニューをご提供しています。

実際の自主トレーニングメニュー例

実施方法・目的・効果・実施回数などを記載した用紙をご提供しています。

自主トレーニング動画①

「効率的な立ち上がり①」です。②③と続々追加予定なので、ぜひご覧ください！

自主トレーニング動画②

「ご家族と一緒に肩甲骨体操」固い肩も柔らかくなります！