筋挫傷/炎症

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【疾患の概要】

挫傷とは、外力により皮下組織や筋肉、腱などに損傷が起きることです。

筋肉への損傷は筋挫傷ですが、外力の大きさにより、骨折・軟部組織の損傷や炎症を合併することがあります。

筋挫傷は接触の多い格闘技やサッカーなどのスポーツでよく起こります。

 

主な症状は激しい痛みと腫れです。

好発部位は大腿前面で、損傷部位は周囲まで腫れ、皮膚が光沢を帯びることが特徴です。

腫れは数日で最も大きくなり、その後徐々に軽減していきますが、痛みにより歩行障害や運動制限が生じることもあります。

 

【筋挫傷への施術方法】

運動(リハビリ)、軽症の場合にはRICE処置により数日で軽減します。

RICE処置とは、安静(Rest)、冷却(Icing)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)のことです。

まずは痛みのない範囲で関節可動域を確保し、痛みの軽減に合わせてスクワットや筋力強化、バランス練習などを開始し、日常生活やスポーツ現場への復帰を目指します。

 

【施術の流れ】

Step1.カウンセリング、アセスメント(評価)

セラピストがカウンセリングとアセスメント(評価)結果を丁寧にご説明します。ご利用者さま個々の目標を考え、リハビリプログラムを組みます。 

 

Step2.リハビリ

カウンセリング、アセスメント(評価)から利用者さまに最適なオーダーメイドプログラムで施術を行います。

例えば、一人で外を歩くことが目標の方に、足の筋力やバランス、関節の硬さなどを改善するための内容で行い、その後実際に外を歩くなど変化を実感して頂きます。

 

Step3.内容のフィードバック、結果共有

リハビリした後にはご意見をいただき、担当者からも毎回のリハビリ結果をお伝えます。

お互いの目標が共有されることによってより質の高いプログラムにしていきます。

 

【こんな方にお勧め】

・完全マンツーマンでリハビリをしたい方   ・オーダーメイドで手厚いリハビリをしたい方   ・量、質ともに充実したい方

・一人や家族では思うように進まず、専門家の意見が聞きたい方

 

【注意点】

抱えた問題を一人やご家族さまだけで抱え込まないようにしましょう。

前向きな気持ちが体にも良い影響があります。勇気をもってチャレンジしていきましょう。

効果には個人差がありますが、正しい内容でリハビリを行うことで効果を高めることが可能です。