呼吸器疾患

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【疾患の概要】

呼吸器とは、鼻腔、口腔から咽頭、喉頭を経て気管、気管支、細気管支までを指し、気管や気管支に異常が生じた状態を呼吸器疾患といいます。

呼吸器疾患には、慢性気管支炎、気管支拡張症、気管支ぜんそくなどがあります。

気管支と繋がり、酸素・二酸化炭素のガス交換の役割を果たしている肺の疾患には肺炎、肺結核、肺気腫、間質性肺炎、肺がんがあります。

 

【呼吸器疾患の施術方法】

リハビリでは正しい呼吸法、いわゆる腹式呼吸と口すぼめ呼吸を本人がマスターすることが重要となり、そのための指導を行います。

呼吸器疾患のある方は、呼吸が浅く気道が細く塞がりやすいため、正しい呼吸方法の取得によって肺の効率的な喚起を促すことができます。

呼吸法が習得できれば、排痰も上手くなります。運動も筋力を維持・強化するため有酸素運動を取り入れることで呼吸機能の維持や改善に繋がっていきます。例えばウォーキングによって足腰をはじめ全身を鍛え、心肺機能の改善を目指すことも大事です。

なお、呼吸器疾患の方は胸部の筋肉が硬くなるりやすいため呼吸筋のストレッチを行うことで大きく楽な呼吸ができるようになります。

 

 

【施術の流れ】

Step1.カウンセリング、アセスメント(評価)

セラピストがカウンセリングとアセスメント(評価)結果を丁寧にご説明します。ご利用者さま個々の目標を考え、リハビリプログラムを組みます。

 

Step2.リハビリ

カウンセリング、アセスメント(評価)から利用者さまに最適なオーダーメイドプログラムで施術を行います。例えば、一人で外を歩くことが目標の方に、足の筋力やバランス、関節の硬さなどを改善するための内容で行い、その後実際に外を歩くなど変化を実感して頂きます。

 

Step3.内容のフィードバック、結果共有 リハビリした後にはご意見をいただき、担当者からも毎回のリハビリ結果をお伝えます。お互いの目標が共有されることによってより質の高いプログラムにしていきます。

 

【こんな方にお勧め】

・完全マンツーマンでリハビリをしたい方   ・オーダーメイドで手厚いリハビリをしたい方  ・量、質ともに充実したい方

・一人や家族では思うように進まず、専門家の意見が聞きたい方

 

【注意点】

抱えた問題を一人やご家族さまだけで抱え込まないようにしましょう。

前向きな気持ちが体にも良い影響があります。勇気をもってチャレンジしていきましょう。

効果には個人差がありますが、正しい内容でリハビリを行うことで効果を高めることが可能です。