認知症

Pocket

【病気の概要】

「認知症」は特有の症状を示す、状態を総称する言葉であり、主に大脳の前頭葉の萎縮がみられます。

代表的な分類としては、アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)で、日本では認知症全体の6割以上を占めているとされます。

その他、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)の3つがあります。

症状は、記憶力低下・コミュニケーション能力の低下・集中力や注意力の低下・論理的思考力と判断力の低下・視覚認知力の低下・感情のコントロール低下など、複数が同時に起こります。

 

【認知症への施術方法】

運動は脳血流と酸素量を増加させるため脳細胞を活性化する効果があります。

具体的な運動方法とは、ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングやエアロバイク(自転車こぎ)など有酸素運動です。

高負荷の運動を週1回程度行うよりも、30分程度の軽い運動を週3~4回程度行うことが推奨されます。ただし、無理のない程度でかまいません。

運動の効果は個人差もありますが一般的に半年~1年程続けることで明確になるとされています。

運動と同時に頭の体操として脳に負荷をかけるとより効果的だとされてます。

例えば、計算しながら歩く、しりとりをしながら歩く、などの方法が有効です。

【施術の流れ】

Step1.カウンセリング、アセスメント(評価)

セラピストがカウンセリングとアセスメント(評価)結果を丁寧にご説明します。ご利用者さま個々の目標を考え、リハビリプログラムを組みます。

 

Step2.リハビリ

カウンセリング、アセスメント(評価)から利用者さまに最適なオーダーメイドプログラムで施術を行います。

例えば、一人で外を歩くことが目標の方に、足の筋力やバランス、関節の硬さなどを改善するための内容で行い、その後実際に外を歩くなど変化を実感して頂きます。

 

Step3.内容のフィードバック、結果共有

リハビリした後にはご意見をいただき、担当者からも毎回のリハビリ結果をお伝えます。お互いの目標が共有されることによってより質の高いプログラムにしていきます。

 

【こんな方にお勧め】

・完全マンツーマンでリハビリをしたい方   ・オーダーメイドで手厚いリハビリをしたい方   ・量、質ともに充実したい方

・一人や家族では思うように進まず、専門家の意見が聞きたい方

 

【注意点】

抱えた問題を一人やご家族さまだけで抱え込まないようにしましょう。

前向きな気持ちが体にも良い影響があります。勇気をもってチャレンジしていきましょう。

効果には個人差がありますが、正しい内容でリハビリを行うことで効果を高めることが可能です。