季節の変わり目～気分が落ち込んでいませんか？～
徐々に気温も上がり春らしい季節になってきましたね。
春は日々の気温の変化に加え、卒業・入学や新しい職場、引っ越しなど環境の変化も多く精神面の不調も現れやすい季節です。
脳梗塞後に麻痺などの後遺症が残った場合、身体が思うように動かせない、手足の痛みが続くことなどから気持ちが落ち込みやすいです。このように、身体の状態が精神面へ影響を与える場合もありますが、精神面の状態が身体へ影響を及ぼすこともあります。
例えば、何か嫌なことがあって気分が落ち込んだり、焦ったり、イライラすると無意識に呼吸が浅くなり身体も緊張します。緊張すると身体が硬くなります。この「硬くなる」が麻痺している手足に顕著に表れやすいです。
「身体が硬い感じがする。」「麻痺している腕や足がいつより動かしにくい。」「歩きづらい。」という感覚から「麻痺が悪化しているのではないか」「リハビリを頑張っているが意味が無いのではないか」など考えてしまい、夜に眠れなくなったり、焦りからイライラしてしまい人間関係にも影響がでるなど負のループに陥りやすくなります。
季節の変わり目や環境の変化があるときは、身体への影響がでるものだ！と頭の片隅に入れておいてください。調子が悪いなと感じたら、ゆっくりと深く深呼吸をして身体と心を落ち着かせましょう。
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