Let’s Stay Home!~自宅でできる歩行練習~
コロナウイルスによる緊急事態宣言の期間が延長され、せっかくのGW中も
外出制限が継続しています。
中にはデイサービスや外来・通所リハビリに行けなくなり十分なリハビリが行えていないという声も聴かれており、
リハビリの頻度の減少は身体機能の改善を大きく停滞させます。
しかし、この外出制限は悪いことばかりではないと思います!
家族と過ごせる時間が増える・今まで家でできなかったことができますよね!
リハビリにおいても、この期間でしっかり自主トレーニングをやって力を蓄え、
遂に外出制限が解かれたときに
リハビリの担当者を驚かすこともできるかもしれません!!
そんな方向けに、自宅でご家族と一緒に行う歩行練習をご紹介したいと思います!
『歩行練習』と言われてどんな練習をイメージされるでしょうか?
おそらく、平行棒に掴まって何往復も歩いたり、
杖や歩行車などを使い外をひたすら歩く、などではないしょうか?
これらの練習を家の中でやろうとすると限界があると思います。
そこで今回ご紹介する歩行練習は、寝ながら行います!!
歩行に関わらず、全ての運動の質は身体にどのような刺激が与えられるかによって決定されます。
それは、身体に与えられた刺激に基づいて脳が適切な反応をするからです。
つまり、無理にたくさん歩かなくても歩きに必要な刺激を身体に与えていれば、
脳はその刺激に対して反応し、歩行という運動に必要な筋肉の活動を引き起こすのです。
歩行に重要な刺激は大きく3つあります!
①左右の足がリズミカルに動いていること
②踵から接地すること
③足が前から後ろに運動する、股関節の伸展という運動感覚が
入力されること
これら3つの刺激条件が達成されることで、歩行という運動を調整してくれている中枢部が賦活されていき、運動の再学習に繋がっていきます。
詳細なやり方や回数は動画の中で説明していますので、
・外出ができず歩行のリハビリが停滞している方
・歩行が不安定で何か掴まるものが無いとたくさんは歩けない方
ぜひお試しください!