手のリハビリで重要な筋肉

脳梗塞になった後「手のリハビリ」で
困ることは多いのではないでしょうか?
手は大きい筋肉から小さい筋肉まで非常に複雑です。
ストレッチやマッサージも「どこからやったらいいの?」と戸惑うことも多いですよね。
なので今日は、
「まずはここをやるべし!」
というポイントをお伝えします。
結論からお伝えします。
麻痺が重かろうが軽かろうが刺激しておいて損はない筋肉があります。
それは、
「骨の間の筋肉」です。
まずは筋肉がどんな感じでついているのか見てみましょう。


手のひらの筋肉
このように、骨と骨の間などに小さい筋肉が沢山あり、これを「内在筋」と言います。
この内在筋が手のリハビリではとにかく重要なんです。
この内在筋の重要さは実は足にも共通するのですが、それはまた別の機会にお伝えしますね!
手の指を動かす筋肉は、
大きく分けると「外在筋」と「内在筋」の2種類があります。
「外在筋」はパワーを生み出す役割を持っていて、意識でコントロールもしやすいです。

意外かもしれませんが、前腕部にあるんです。
対して「内在筋」は調整をする役割で、意識でのコントロールが難しいんです。
そして脳梗塞など片麻痺になったりすると、萎縮しやすいという研究もあります。
そしてこの調整役の内在筋が活動できないと、うまく上肢(手)が使えなかったり、パワーを生み出すこともできなくなってしまうんです。


ではどうやって内在筋を活動しやすくすればいいのかというと、実はシンプルです。
モミモミ・グリグリするだけ!
この内在筋は構造上、上手く使う事ができないと自然には刺激が入りにくいようにできています。
なのでマッサージなどして刺激を入れるだけで、筋肉が刺激を受けて活動するチャンスが生まれるんです。
マッサージするポイントはココ!


ここを「痛気持ちいい」くらいの力でマッサージしてみてください!
やり終わった後に、少しでも「軽くなった感じ」がしたら上手くいった証拠です。
このように内在筋を活性化させて、手を動きやすくするキッカケを沢山作ってあげてください!
このように、人の身体は意外なところに答えがあることがとてもよくあります。
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執筆者:小曽根龍一
理学療法士 認定理学療法士「脊髄障害」
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